284円の振込で、少しだけ未来が見えた

小さな硬貨から青い波紋が広がり、その先に本と明るい未来が続くアート 出版記録

銀行から「振込がありました」というメールが来た。

今日は火曜日。Uber Eatsの振込日である。そう思って口座を確認したのだが、残高がほとんど変わっていない。

「ん?」

明細を見ると、Uberではなかった。

アマゾンインク 284円

そっちかい。しかも、少ない。

一瞬そう思ったのだが、その直後、少しだけ見え方が変わった。

今働いて得た284円ではなかった

この284円は、今日のわたしが働いて得た金ではない。二年以上前に出版したものが、今でもたまに売れている。

当時のわたしは、今よりかなり酒を飲んでいた。何かを作り上げたいという明確な方向性があったわけでもない。

購入した情報商材に書かれていた方法をそのまま試すような形で、画像集をいくつか作って出版した。

特別な思い入れがある作品でもない。今となっては、普段その存在を意識することすらほとんどない。

それでも、二年以上経った今も、ときどき売れる。こうした振込は今回が初めてではなく、この二年の間にも何度かあった。

以前なら、「また数百円入った」で終わっていたと思う。しかし今は、無限の波紋で記事を書き、書籍を作り、小説まで試し始めている。

その状態で改めて284円を見ると、以前とは少し違って見えた。

もし、これが「無限の波紋」から出した本の売上だったらどうなるのだろう。

無限の波紋では、まだ一冊も出版していない

現在、無限の波紋として出版した本はまだ一冊もない。今は記事を書きながら、いくつかの書籍を同時に作っている段階である。

最近は、AIを使った小説作りまで始めた。

そうした本を少しずつ出版し、何年も残るものが増えていったらどうなるのか。一冊ごとの売上は小さくても、数が増え、今日見た284円の桁が二つ、三つ増えたら、生活はどう変わるのか。

もちろん、実際にそうなるかは分からない。本を出せば売れるわけではないし、作ったものが長く読まれる保証もない。

ただ、情報商材に書かれていた方法を試して作っただけの画像集ですら、二年以上経った今も、わずかながら金を運んでくる。

その事実を見ると、今作っているものにも同じ可能性を重ねたくなる。

今日の身体を使う仕事とは、金が入る時期が違う

Uber Eatsでは、その日の身体を使って、その日の仕事をする。自転車に乗り、店へ行き、商品を受け取り、客のところまで運ぶ。その行動が収入になる。

一方、今日入ってきた284円のために、現在のわたしは何もしていない。

もちろん、最初から何の作業もしていないわけではない。二年以上前のわたしは、画像を用意し、商品としてまとめ、販売できる状態まで持っていった。

違うのは、作業をした時期と、金が入る時期である。

Uberは、今日動けば今日の売上になる。その代わり、今日動かなければ基本的には増えない。画像集は二年以上前に作業を終えているのに、今もたまに売れる。

この違いは大きい。

わたしが今作ろうとしている「無限の波紋」も、できれば少しずつこちら側へ寄せていきたい。

記事を書き、本を書き、小説を作る。その場で消費されて終わるものではなく、あとにも残るものを増やしていく。

今すぐ大きな金になる必要はない。今の段階では、本当にそういう仕組みを作れるのかを試しているところに近い。

284円より、二年以上残っていることの方が気になった

今日入ってきたのは、たった284円だった。

それでも、二年以上前に作ったものが、今になっても金を生んでいる。以前から何度か見てきた振込なのに、今回は、これから作るものが将来どんな形で残るのかを改めて具体的に想像できた。

284円そのものには、ほとんど意味はない。

ただ、二年以上前に終えたはずの作業が、まだ完全には終わっていない。その事実には、やはりかなり魅力を感じる。

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