PROJECT OVERVIEW / 無限の波紋
48歳。独身。借金、約455万円。

しばらく無職だった。当然、仕事を探した。

派遣にも応募した。いくつか落ちた。採用されたものもあったが、シフトを握られ、時間を縛られ、他者にコントロールされる感覚に妙な息苦しさを感じた。

フードデリバリーは以前からやっていた。ちょこちょこと、本気ではなかったが。でも今回はちょっと感覚が違った。この「不安定な自由」を、本気で攻略してみようと思った。

そして今、わたしは毎日、配達用のリュックを背負って、非電動のママチャリで街を走っている。

客観的に見れば、かなり詰んでいる状況だと思う。でも不思議なことに、今のわたしはわりと機嫌よく生きている。

その理由こそが、このブログのテーマでもある。


このブログでやること、そして向かう場所

このブログは、3つの実験を記録する場所だ。

EXPERIMENT_01
フードデリバリー(自転車稼働)を攻略する

短期目線で高効率・高収益を目指すのではない。報酬を追いすぎず、理不尽にイライラせず、ママチャリに跨り凪の心で街を漂う稼働スタイルを作る。

目先の報酬よりも「心穏やかに稼働できているか?」の方がずっと重要。

そこで得た日銭で今日を生き、借金返済を進めていく。

EXPERIMENT_02
デジタル資産を育てる

ブログ、Kindle、note。

身体を動かしながら、同時に「寝ていても動く収益源」を少しずつ作り込み、積み上げていく。

AIに奪われない唯一の資産は、自分が実際に生きた記録だと思っている。

EXPERIMENT_03
身体と脳を整える

断酒、一日一食、肉食、肉体労働。脳内物質を物理的に最適化することで、「至福」を日常の中に再現する。

精神論ではなく、完全に物理的なアプローチだ。

▸ 借金はどうなるのか

この3つの実験を同時進行させることで、フーデリの日銭とデジタル資産の合わせ技で借金を返していく。

ただ正直なところ、借金完済はゴールではない。なぜなら、『理想の生き方』が実現すれば、借金は勝手に消えていくはずだからだ。

▸ では、理想の生き方とは何か

特定の会社にも、特定の場所にも、縛られずに生きること。書くことと、身体を動かすことを、どこにいても続けられる状態を作ること。

今現在いる地方でも、関東でも、あるいは海外でも、朝に文章を書き、昼に街を走り、夜に記録する。その中で報酬を得て生計を立てていく。

俗に言う「ノマド的な生き方」というやつだ。ただし、PCだけで稼いで豪遊する、というイメージとは少し違う。身体を動かすことは、わたしにとって欠かせない要素だ。

その生活が成立するだけの収入の仕組みを、自分の手で作ること。それがこのプロジェクトの終着点として、今見えている景色だ。

この考え方を方法論として展開している。

無限の波紋流・成功の再定義 →


なぜ、このやり方なのか

この状況ならば普通、まずは「稼ぐこと」にフォーカスすべきだろう。効率最優先、時給最大化。それが間違いなく「正解」だと思う。

ただ、わたしにはある特殊な経歴があり、その影響で「結果がすべてではない」という考えにシフトしてしまっている。

A
FACT_A / 成功していること

頂点に立ったことがある。名声を手にしたこともある。金が入ってきた時期もある。

B
FACT_B / 幸福であること

それでも、幸福ではなかった。むしろ、今の方がずっと幸福だと感じている。

この2つは、まったく別の話だ。

そういう経験を経て、今のわたしには一つの信念がある。

一番大事なのは、遠い未来の夢が叶う瞬間ではなく、
今この瞬間、幸福かどうかだ。

— だから、稼ぎに全振りしない。報酬を追いすぎない。根性で限界まで回さない。

それはサボりではなく、幸福な状態を維持したまま持続可能な形で前に進むための、わたしなりの設計だ。


二つの「なぜ」

ここまで読んで、こんな疑問が残っているかもしれない。

QUESTION_01

「なぜ、借金を抱えることになったのか?」

薬物でも、詐欺でも、ギャンブルでもない。もっと奇妙な、ある意味で自業自得な理由がある。

その全記録はこちらに書いた。

【Episode 0】全記録を読む →

元メジャーアーティストが、自殺マニュアルを経て「借金455万」を背負うまでの全記録。

QUESTION_02

「なぜ今、底辺にいる方が幸福だと言えるのか?」

その答えはEpisode 0にある。ただ、もう一段深い話がある。

その経験の中でわたしが自分なりに再定義した、「人生とは何か」という問いへの答えだ。

かなり濃い内容だ。人によっては引くかもしれない。それでも興味があるなら、こちらへ。

思想の核心(CORE)へ →

『無限の波紋』の根本思想:人生経験から導き出した、世界の再定義。


ロードマップ

現在地から最終形までのロードマップを、ここに書いておく。

NOW
現在地
48歳、借金455万。非電動ママチャリでフーデリ稼働中。ブログ立ち上げ。Kindle第1弾は現在再編・準備中。
返済のため13時間稼働フェーズに突入。13時間稼働前まではある程度執筆できていたが、現在は体力的にも精神的にも余白がなく作業ストップ中。まずは身体を稼働リズムに慣らすことが先決。
▸ なぜ13時間稼働をすることになったのか。その経緯と根拠 →
PHASE 1
身体・装備・稼働スタイルを整える
体が13時間稼働に慣れ、電動自転車の導入なども経て、少しずつ執筆できる余力を取り戻していく。ブログとKindleのデジタル収益が少しずつ芽吹き始める想定。
目標:デジタル報酬 月5万円
PHASE 2
関東遠征、そして密度を薄める期間へ
13時間という「枠」はそのまま関東へ持ち込む。マンスリーマンションなどに滞在し、1ヶ月稼働検証。
「地方と関東では稼ぎが全く違う」とよく言われる。はたして本当か。地方で鍛えた身体・装備・稼働スタイルをそのまま関東に持ち込み、実際に検証する。
デジタル報酬が月0〜20万円のこの期間は、稼働の「枠」自体は13時間で固定する。動かすのは、その中の「密度」——実際にアプリをオンにしている時間——だけだ。デジタル収益が積み上がるほど、密度を少しずつ薄めていく。
※枠を崩さないのは根性でも意地でもない。枠を固定し、密度だけを変数にすることで、稼働中に一切の判断をしなくて済む。
PHASE 3
全国フーデリ検証フェーズ
走って書いて移動する生活へ。デジタル報酬が月20万円を超えた時点で、このフェーズへ移行する。枠は引き続き13時間のまま、密度はさらに薄くなっていく。
FINAL
最終形
場所に縛られず、朝は書き、昼は身体を動かし、夜に記録する。
ここでの「昼に身体を動かす」は、13時間の枠の中で密度を薄めていく話とは別物だ。フーデリという仕事があるかないかも、もはや関係なくなる段階——完全にデジタルノマドとして成立する段階に入れば、「枠」を守る必要そのものがなくなる。その時初めて、1日6時間、フルで身体を動かす、というシンプルな形に戻る。
肉体労働をゼロにするのではない。過剰労働を、至福の運動量まで戻す。それだけだ。

結果が出てから語るのは、誰にでもできる。

借金を抱えて、どう考えても底辺としか言いようがない今の状況から「成功」や「哲学」について語り始めるのは、少し違和感があるかもしれない。

でも、そこでしか語れないことがある気がして、書き始めることにした。

それがこのブログの価値であるかどうかは、読んでいただいた人が決めることだと思っている。

ちなみに、フーデリという仕事自体が、いつかできなくなる日が来るかもしれない。
アカウント停止か、怪我か、業界そのものの消滅か。
その時は、次に行くだけだ。
やり切った上での強制終了なら、未練は残らない。

実験、開始。
生存記録は、随時更新中。

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