独自ドメインを取得し、とりあえず今日から日記を書き始めることにした。
ブログタイトルは『無限の波紋』とした。一つの行動から別の何かが生まれ、それがどこまでも広がっていくようなイメージが、なんとなく頭に浮かんだからである。もっとも、深く考えて決めた名前ではない。
そしてこれが、このブログにおける最初の生存記録になる。
現時点では、固定記事もカテゴリも、ブログ内の導線もほとんど整っていない。このブログで何をどこまで残していくのかについても、まだ明確に決め切れているわけではない。
ただ、すべてを完成させてから始めようとすると、いつまでたっても書き始められない気がしたので、未完成のまま動かすことにした。固定記事なども、日記を書きながら徐々に作り込んでいくつもりである。
明日から13時間稼働を始める
明日から、フードデリバリーの13時間稼働を始める。
朝から夜まで、一万円で買った非電動のママチャリに乗り、生活費を作るために街を走る。借金は約455万円あり、手元の金にも余裕はない。まずは肉体労働で当面の生活費を確保しながら、ブログや書籍を少しずつ積み上げ、その先の生活を作っていく。
その土台として決めたのが、13時間という枠だった。
もちろん、13時間ずっと自転車を漕ぎ続けるわけではない。注文を待つ時間もあれば、食事や休憩を取る時間もある。稼働の途中で文章を書いたり、考えたことをメモしたりすることもあるだろう。
最初から中身の濃い13時間を作ろうとすると、おそらく続かない。まずは朝から夜までの時間を確保し、その枠の中で生活費を作ることに慣れる。稼働の密度や効率は、続けながら少しずつ上げていけばいい。
走った一日を、そのまま消さない
これまでフードデリバリーで走った日は、最後に報酬だけが残り、その日に考えたことや感じたことはほとんど記録してこなかった。
どの時間帯に疲れたのか。食事によって身体の動きは変わったのか。注文を待っている間に何を考えたのか。酒を飲まない生活を続けることで、気分や睡眠にどんな変化が起きるのか。
そうした細かな出来事は、記録しなければ数日後には忘れてしまう。
これからは、稼働時間や収入だけでなく、身体の状態、食事、睡眠、断酒、借金返済、執筆の進み具合、その日に考えたことまで、できる範囲で残していく。
誰かへ方法を教えたり、この生活を勧めたりするためではない。自分の生活を実際に動かした結果、何が起きたのかを記録しておくためである。
結果が分からない段階から残す
13時間稼働を本当に続けられるのかは分からない。借金を返していけるだけの収入を作れるのかも、ブログや書籍が将来の収入になるのかも、現時点では何も確定していない。
途中で身体がもたなくなるかもしれないし、再び普通の仕事を探すことになるかもしれない。ブログも、ほとんど読まれないまま終わる可能性がある。
それでも、結果が出てから過去を振り返るのではなく、まだ何も分からない段階から記録を残しておきたいと思った。
成功したあとに振り返れば、途中の失敗にも意味があったように書ける。しかし、今の時点では、この先に成功があるという保証はどこにもない。だからこそ、現在の判断や迷いを、その時点のまま残しておくことに意味がある。
準備が整ったと言っても、手元にあるのは一万円のママチャリと、使い古した配達バッグくらいである。ブログもまだ未完成で、明日から始める13時間生活がどうなるのかも分からない。
それでも、始めるための準備としては、これで十分だと思っている。


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